江戸時代の元麻布
元麻布は江戸時代、上級武士の屋敷地。紀州徳川家・尾張徳川家など、格式高い武家屋敷が並ぶ地域でした。「元麻布」という地名は、麻布地区の中で最初に成立した場所という意味です。
明治時代:各国公使館の集積
明治以降、元麻布は各国の公使館・大使館が集まる国際的な街区へ。フランス・スペイン・ハンガリー等の大使館が現在も周辺に存在し、街全体が「目立たない国際エリア」として独特の文化を形成しました。
戦後:閑静な高級住宅街
戦後、元麻布の高台地区は引き続き閑静な住宅街として残存。タワマン化を免れ、邸宅・大使館・名門校が共存する独特の街並みが維持されました。
2002年:元麻布ヒルズの誕生
森ビルが10年以上をかけて再開発し、2002年に元麻布ヒルズ(フォレストタワー29階+テラス2棟)として竣工。「森の都市」というコンセプトのもと、敷地約12,400㎡の半分を緑地として確保した稀有なプロジェクトとなりました。
テレンス・コンランの監修
英国の伝説的デザイナー、テレンス・コンラン卿率いるConran & Partnersが、エントランス・ロビー・共用部のインテリアを監修。築20年超でも色褪せない上質なデザインが保たれています。
2025年現在の元麻布ヒルズ
築20年超ながら、森ビル直営による継続的なメンテナンス、コンランデザインの経年美、敷地内緑地の成熟により、現在も最高級住宅としての地位を維持。麻布台ヒルズ(2023)・六本木ヒルズ(2003)と並ぶ森ビル3大ヒルズの一翼として、独自の価値を保ち続けています。